09/09/24 : プレーヤーズリポート

スペイン・オビエドで3部トップチーム昇格をした坂本氏が現地新聞がインタビューででましたのでご紹介します。

『スペイン3部リーグ 坂本 国境を超える。』

1年前にウニベルシダー・デ・オビエドに語学を学びに来るも、サッカーを引退するまで日本には帰らない!

「好きにしなさい」とスペインへ渡りたいという気持ちに両親は賛成してくれた。

坂本昌平20歳。日本の山形県出身だ。スペインには一度も行ったことがなかった。
「もし、マドリードやバルセロナの大都市に行ったら日本人も多く、きっと日本人と行動してしまうから、日本人の少ないアストゥリアスに決めました。 1年で、スペイン語やスペインの風習、文化もずいぶん学ぶことができました。」

スペインのお祭りや食事も彼は気に入っているみたいだ。最初のうちは日本人の友人にメールで連絡をしているばかりで、外出することはほとんどなかった。
「アストゥリアスに着いた時にはオラ(こんにちは)とアディオス(さよなら)しか話せませんでしたね。それでも知り合いの家族は歓迎してくれて、街の案内や何も知らない私にとても優しくしてくれて感謝しています」

彼に転機が訪れるのはそう遅くなかった。外出する仲間ができるのはもちろん、スポルティングヒホンのインファンティール(育成)の監督と出会う。 まだ日本の学校レベルでサッカーをしていた彼は、その出会いを元に、ウニベルシダー・デ・オビエドのBチームに入団する。
「自分の課題はフィジカル面の強化でした。当たりの弱い日本とスペインではサッカーが違う」という。
「日本は野球をする人が多く、サッカーのチームが少ない」と少し残念な表情で坂本は話す。

しかし、坂本の2年目となる今年は夏のキャンプからトップチームに昇格して練習をしている。 トップチームの監督のアドルフォ・プルガル氏は「トップチームデビューもそう遠くないだろう」と監督の期待も伺える。
「チームメートはみんないい人ばかり。いつも彼らに助けられています。とくにハイメとパブロには本当にお世話になっています」坂本はいい仲間に恵まれたようだ。

FCバルセロナとレアル・オビエドのファンである坂本は「いつの日かバルサやオビエドでディフェンスとしてユニフォームを着てみたい」という。
しかし当面の目標はというと「まずウニベルシダーを2部Bに昇格させて、自分もヘディングでゴールを決める」と顔を引き締める。 「母国に帰るときは自分がサッカーから引退をするときと決めている」と中途半端な気持ちじゃないようだ。

サッカー以外の彼の生活は、学生であり、アパートでルームシェアをして生活をしている。
スペインでの生活はとても満足しているようだ。音楽を好み、最近は料理の勉強もしていてトルティージャ・パタタ(スペイン風オムレツ)を作ることに悪戦苦闘しているようだ。 朝食は、監督が営むBARで毎日規則的にとることができる。監督の配慮もありがたい。

勉強のほうは、スペイン語はもちろん、最近は体育教員の資格を取得しとうとサッカー以外の目標もしっかりと設定しているようだ。 車の免許はあるのだが、どうも坂本はスペインの複雑な道路事情が気に入らない様子で「運転はしないです。必要な時な誰かに乗せてもらえるので問題ないです」と明るい表情で答えた。

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